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続・やまと屋ブログ堂

★…パーフェクトガンダム、レッドウォーリア、武者ガンダムの起源はここに有り…★

Sort by 12 2007

Category: プラモ狂四郎  

プラモ狂四郎復刻記念パーフェクトガンダム

復刻
KCDX「プラモ狂四郎復刻記念プレゼント」版、金メッキの1/144パーフェクトガンダム。

完全版で四度目…ボンボン増刊、KC武者ガンダム版、PKCガンダム編を合わせれば七度目です。本当にファンあっての狂四郎です。本当に、有難い事で皆さまには感謝です。ガンダム誕生以来30年余り、その間ガンダム漫画家は星の数ほど誕生し今も活躍していますが、おそらくこの先も「ガンプラ漫画家」は僕だけのような気がします…。


Category: 超戦士ガンダム野郎  

狂四郎&大河

Bくらぶ
…これはバンダイのアンテナショップ「B-クラブショップ」で限定発売した『プラモ狂四郎』と『超戦士ガンダム野郎』天地大河のソフトビニール人形です。


Category: ギャグ編  

悲劇(エレジー)ママロボット

悲歌! ママロボット
ダイナミックプロの一つ先輩の斎藤君こと風忍のデビューが決まった…場から、浮き出ていた個性的な斎藤君もデビューが決まって凛々しく見えるから不思議だ(笑)僕は、その作品「百円病院」の仕上げをやった。来年は僕らの番だ。木村君(真樹村ただし)浜田君(はまだよしみ)を含めた同期数人の誰か?
当時、ダイナミックプロには、2年アシを務めるとデビューのチャンスが与えられた。

しかし、僕はその特典を利用する事なく、その年の慰安旅行にも参加せず、辞退者2、3人と仕事場で留守番がてらセッセと持ち込み原稿を描いて各社に持ち込みをした…その一本が、少年ジャンプの手塚賞応募作「エレジーママロボット」…賞は貰えなかったが、ジャンプ増刊号にいち早く掲載され“やまと虹一”のデビューとなった。

ダイナミックプロには、アシ中に「持ち込み禁止!」という決まりがあったから、僕はそれを破ったという事になる…永井先生やダイナミックの関係者には迷惑をかけてしまった…「T(本名)君は、せっかちだからなぁ(笑)」…が、永井先生から掛けられた最後の言葉だった。結局、ダイナミックプロに約十ヶ月という短期間ながらお世話になった…秋田から上京して一年と一ヶ月…ついに、漫画家になった!本当に、せっかちなデビューだった(苦笑)。
Category: お知らせ  

●コミックボンボン編集部解散●

ボン1
昨日、コミックボンボン編集部解散の伴い、講談社の倉庫から『プラモ狂四郎』『超戦士ガンダム野郎』『SD武者ガンダム風雲録』等のカラー原画、原稿が見つかったと僕の最後の担当だった石川氏から連絡があり先程、手元に届いた…膨大な数だ(汗)。

仕事の手を休めて一枚一枚確認するように見入る。まるで、記念写真のように色々な事が思い出される。
それぞれ付いて頂いた担当者の顔、手伝ってくれたアシ達の顔、仕事場の風景…散歩した大宮氷川参道から大宮公園。懐かしくガラにもなく目頭が熱くなる…僕の漫画人生というより、ボンボンの歴史を垣間見た…『~ガンダム風雲録』を最後に疎遠になったとはいえ、僕とボンボンの絆はそれほど深い物だった。休刊、編集部解体とは、淋しい言葉だ…。

それにしても、僕の保存原稿以外に、倉庫に全部で78点のカラー原画が眠っていた。
ただただ、戻って来てくれてありがとう…探してくれてありがとう…だ。
Category: ギャグ編  

山神くん

山神君
僕は、ダイナミックプロを辞めるにあたり下準備をしていた。なにしろ薄給、手当が付いても30、000そこそこ…アパートを借りるにも、纏った金がいる。そんな時は、会社から前借しマネジャー等に保証人になってもらいボーナスから天引きしてもらうのだが…それでは、機会を見失って埒が明かない。ダイナミックから歩いて10分くらいの所に、寮というかアシスタントが寝泊まりする二段ベットがズラリと並ぶタコ部屋みたいな所があった。そのベットの上が、明日の漫画界を夢見るアシたちの居住スペースだ(汗)。

僕はそこで八ヶ月くらい寝泊りをして、秋田の中学の同級生M、Kのアパートに同居するべく、その寮から、布団、敷布団、毛布をビニール紐で背負って退職金代わりに貰って行く事にした(オイオイ)。そんな格好で電車に乗れない。深夜、大塚から板橋の彼のアパートまで歩いて運ぶ。連合赤軍が世間を騒がせていた頃で、あっという間にパトカーに囲まれ職務質問された。布団泥棒で逮捕されるのか!…紙袋に枕と、これまた退職金代わりのダイナミックプロのロゴ入り原稿用紙とトーンが入っていたので、正直に「永井豪のアシです」と言うと一同「えっ、ハレンチ学園の!!」…僕は、苦笑いされながら解放された。漫画以外でも永井豪大先生の偉大さを知る…有名になるとはこういう事なんだ。また、困ったら「永井豪のアシです」と言おう(嘘)。

ダイナミック系の作家は、皆、永井先生の影響を受けて持ち込みに行っても「ダイナミック…?」と言われる。僕の課題は、そこからの脱却だった…同じ絵では、いつまでも二番煎じ、三番煎じで短命に終わりかねない。あれやこれやして、僕の絵を見て誰もダイナミック出身だと思わなくなった…けど、原稿用紙のロゴが~苦。
Category: SD武者ガンダム風雲禄編  

SD武者鋼弾

台湾版

「コミックボンボン休刊」の余波はまだ続いている…今度はボンボンのSDガンダム担当者、久慈氏から連絡があり増刊号でやった『青斬抜刀隊血風録』の原稿が編集部から発見されたという。先日のカラー原稿といい、次は何が見つかるんだろうと変な期待をしてしまう(笑)。

この『青斬抜刀隊血風録』なる漫画は、僕が秋田に戻り悶々とした中で描いたものだ。原作・クラフト団とあるが、安井氏が書いたものではない…バンダイのジャンボコミックやBBの取り説同様、SDガンダムの企画を手掛けるレイアップ文芸部によるものだ。本誌の神田正宏氏の新・超「SD武者シリーズ」も安井氏の手を離れていた。

僕は、ボンボンを一方的な都合で辞めたのに堂々と描くのには気引けた…そのため、この『青斬抜刀隊血風録』には最初に扉絵を付けなかった。いきなり始まり誰が描いた分からない仕掛けをした…ドンドン読み進め…ついにラスト(完)のページ…そこに、タイトルと扉?をもってきた。ここで作者が分かる試みをしたのだ。読みきりだから出来た冒険。この『青斬抜刀隊血風録』は、狙いどうり好評だった。※(原稿は、直接会って渡したいという事なので今回は、載せられませんでした…汗。)
   


Category: ギャグ編  

どろぼう家族。

どろぼうx
中学からの同級生で友人の金田幹夫のアパートに転がり込んだ僕は、ダイナミックプロの仲間に気兼ねする事無く空いた時間は漫画制作に没頭…。ペンネームを本名にした場合、鳴かず飛ばずだと恥をかくし、やっぱりペンネームだ。ダイナミックのある大塚駅から赤羽行きのバスに乗り、金田のアパートのある板橋・大和町で下車すると、雨上がりできれいな虹がかかっていた…大和町、虹一つ…「こ、これだ!!」なんて出来すぎた事は無い(笑)…だだ、なんとなく「やまと虹一」と付けただけ。
Category: ギャグ編  

ケガだらけのガンマン

けが
当時、新人の原稿料は平均5000円だった時、一番安いA書店がページ3500円だった(汗)。
どっちにしても、ギャグ漫画は16ページで、ストーリ漫画は32ページ…原稿料にも二倍差が出てくる…ギャグはページが少ないので掲載されやすいが量産しなければなかった。しかし持ち込みは、おいそれと採用されないのでバイトの日々が続いた。
Category: コミカライズ編  

サンダーマスク

サンダーx
ギャグ漫画の読みきりじゃページが少なく原稿料だけでは生活が出来ない…そんな安易な理由でストーリー漫画を描こうと思った。そして、当時の「別冊少年サンデー」に持ち込みをしてトントン拍子に連載が決まった。この時すでに、サンデー本誌で手塚御大が連載していて、学年誌や冒険王でもテレビ放映に合わせて始まっていた…。

僕の『サンダーマスク』は後発である。今さら、テレビの脚本を追いかける内容にもいかず、設定だけ生かし独自路線で行く事にした。サンダーマスクの相手は怪人ではなく【妖怪】だ…勝手に設定を変えたけどだけど、編集や制作サイドから何のクレームがなかったから、このまま行きました。

こうしたテレビのヒーロー物は漫画の人気より視聴率に左右され半年で終了…僕の『サンダーマスク』もトホホな3回で降板相変らず、〆切り間際の先生達の、助っ人アシに掛けずり廻る日々が続く…。

近頃、カルトな話題の絶えないサンダーマスクは、僕にとって最初のストーリー漫画の連載である。そして、制作にあたった東洋エージェンシーは、現在の機動戦士ガンダムの版権管理する「ガンプラ」の 創通エージェンシーであるから感慨深い。
Category: コミカライズ編  

秘密戦隊ゴレンジャー

ゴレンジャー

巨匠、石森章太郎先生も漫画少年の憧れだった…。
石森先生の「漫画家入門」のはじめに…まず鉛筆を親指と人差し指でつまんで…とあった。
その言葉が、どれだけの漫画少年の夢を切り開いた事か…ド田舎の僕の周りにも3、4人はいた。

そんな石森先生と接点を持てるなんて…僕の師である永井豪先生は石森先生の弟子なので、孫みたいなもんだね~勝手にそう思った。

僕は、石森プロの所属でも何でない外部の人間だったので先生に会う事は希だった。時々、TVの試写会等でご一緒すると大先生と思えぬ物腰の柔らかさに感動した。しかし、僕は何を切っ掛けに石森プロのヒーロー物のコミカライズを担当する事になったか、よく覚えていない…すがやみつるさんの所に「真田十勇士」の描き下ろしの手伝いに行って石森プロを紹介されたのか?仮にも、僕はダイナミックプロ出身だしわざわざ「コミカ物をやらせてください」なんて行けるはずもない…直接、依頼された記憶もないのだ(汗)。

いつの間にか「秘密戦隊ゴレンジャー」を徳間書店の月刊テレビランドと小学館の小学四年生の二本掛け持ちしていた…(やべぇ、これって健忘症か!?)。
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