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続・やまと屋ブログ堂

★…パーフェクトガンダム、レッドウォーリア、武者ガンダムの起源はここに有り…★

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Category: プラモ狂四郎  

プラモ狂四郎パネル時計

パネル時計


好きでなった憧れの職業・漫画家ではあるが…そもそも僕は児童漫画は理想じゃなかった…まあ『プラモ狂四郎』のように最初からアンケートの8、9割も占めたから、こうしていられるものの、もし、人気がなかったら少なからずガンプラの状況も変わっていたし、ボンボンもコロコロに対峙する事はなかったと思う。

今でこそ、サンライズ、バンダイ等絡んでいるが、連載当時は岡崎ガンダムに見られるようなファジーな関係で、僕も比較的自由に描けたのだが、劇場版で盛り上がりをみせていたガンプラの状況を知る安井氏や編集部、モデラーさんの反応は最悪だった…「ガンダムコミカを描いてんじゃない、プラモ狂四郎という少年漫画の中のキャラとして描いてんだ!」と固持していた。それが読者に幸いした…狂四郎が認知されると今度は規制がかかった(汗)。

ファジーな関係に(C)が付いたのだ…『超戦士ガンダム野郎』や『SD武者ガンダム風雲録』は、タイトルからして露骨にガンダムだ…そして狂四郎も、二度目の愛蔵版から(C)がついて商品になり監視下に入った…当然、印税配分にも影響してくる(汗)。早い話が、ガンダムと狂四郎は持つつ持たれつの蜜月関係に入ったらしい(苦笑)…あの時、担当のTさんにぶつけた不満をよく外部に漏らさず胸にしまい込んでくれたものだと思う…編集の鏡だ。もし、そのまま伝わっていたら狂四郎は途中降板もあり得たかも知れない(大汗)。

…結果、ガンダムブームのお陰で狂四郎は何度も単行本化され僕もその恩恵を受けて今日に至る訳だが…たとえ、この作品に出会わなくても僕は、それなりに漫画を描いていたと思う…ガンダムと無縁の仕事をね。…誰だ、マクロスかエバァンゲリオンのプラモ漫画描いてんだろうと言ってる奴は(汗)。

写真はKC「プラモ狂四郎」100万部突破記念で編集部から頂いた記念パネル時計です…。
貧乏症の僕は、毎月振り込まれる原稿料以外の高額の印税を怖くて2年間使えませんでした…税金の他に予定納税があるなんて~汗。

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