
【ゲッター・ロボ】永井豪・石川賢とダイナミックプロ
石川先輩が亡くなって、もうじき3年になろうとしている…。
僕は、直接、石川さんの仕事の手伝いをした訳ではないが、ダイナミック内では、当然の事ながら永井先生についでの、ナンバー2であった…ナンバー3が桜多吾作、蛭田充…小山田つとむ、岡崎優とひしむく~汗。
読者は、ダイナミック独特の、あのペンタッチはGペンから繰り出されるものだろうと思うかも知れないが、実は、カブラペンなのだ…あばしりもダンテもマジンガーもデビルマンも、僕がアシをしていた時はそうだった。
アシ達は、皆、石川さんの流麗なペンタッチに魅せられていた…それに、描くのが早い。
夕方、ひょいと仕事場に現れ、朝、第二班(石川チーム)アシ達が集合するまでキャラを一夜で描き上げてしまうのだから、神業だ。
確か、何かの読み切り100ページも一日であっという間にペンを入れてしまったと記憶する。
そして、いつの間にか仕事場から消えてしまうのだ…こんな調子だから、僕の配属された第一班(永井チーム)とは接点は希薄だった訳だ。
もう、永井先生の絵を継承する作家が居なくなったは寂しい限りである。。