
ブログを再開した手前、何かネタはないものかと本箱を見ていたら、この本が目に付いた。
【ブ熱く、ブっとく、ブっ飛ばせ】の3B要そうを信条とした劇画界の首領・梶原一騎ワールドを中心としたダークでカルトな作品をボロクソに取り上げてる暗黒漫画史だ。
目次からして、
《ダーク梶原ワールド/少年マンガの暗黒面》
《その嘘買った、イキすぎた格闘マンガのエスクトリーム・テイスト》
《筋肉「ズバッ、ヌリュ」激突肉弾マンガ考》
《表現の北極大惨事漫画の寒~い世界》
《トラウママンガの妄想銀河》
エログロ…と続き…
《IQゼロ!オモチャバコ、マンガ大作戦!》ゴミ捨て場のオモチャバコマンガ。
なんと、ここで僕の「超戦士ガンダム野郎」がカルトな作品として取り上げられてるのだ…コロコロ系は「ゲームセンターあらし」や「とどろき一番」のようにマネしたくてもマネ出来ないジャリンコ不良魂が炸裂してるのに対し、ボンボン系はガンプラに見られる実用性本位の情報で構成され作者の一方的暴走に拍車を掛ける。みたいな内容だ…でも、漫画ってそう言うモンだよね~おまけに、ファミコン風雲児の池原さんを何を描いても顔が一緒とか…僕には「プラモ狂四郎から10年これで食い繋ぎましたね、この人」って、失礼な~もう32年食繋いでます!!
分からない人は…「そんな奴は殴れ!!俺が許可する!!」という故・梶原一騎の恫喝文まで入っているから黙りますけど…この目次に《マンガ界のブラックホール、峰岸とおる先生の脱力肉弾ワールド》とあるが、記事が削除されたらしく、全ページ、落書きのような似顔絵コーナーに書き変えられているのだ…どんなトラブルがあったのだろう…ここまで色んな作品をボロクソに批評しておいて、掲載出来ないなんて余程の圧力が掛ったとしか思えない…今の漫画界の首領って誰だ???そう言えば峰岸さんの絵を見かけなくなって久しい…まさか抹●…いやいや…実は、この峰岸さんは我が母校の先輩である…僕が中一の頃、竜の子プロ(ガッチャマン等)に入ったと聞いて同級生とわざわざ彼の実家を見にいった事がある。
この時から「オラも漫画家になれるかも…」と、勘違いが始まって今日に至ります。